タイヤから開始し、シャドー4ラウンド。
ミットはウー先生。打点が高いため、序盤は軸足を伸ばして届かせようとしてしまうが、次第に落下ができるようになり、浮上→膝入れが連動し、威力の向上を感じる。
高い位置を蹴るためには、浮上する。いや、高い位置でなくても浮上は必須だ。浮上のためには、大きく落下する。今週のミットで実感していたことを、さらに確信するミットだった。
スパーは、先日、パンチのみスパーを行ったウェルター級のボクシング経験者と蹴りありで3ラウンド。
蹴りありなら、こっちのもの、と調子に乗ることなく、慎重にティープから入り、相手の前進を確実に止めることができる。
ティープが決まることを確認したのちは、相手のジャブに合わせてテッ。左前構えの右腕に食い込み、相手の動きが一瞬止まるのが、はっきり見える。
ティープで膝と腹、テッで右腕を攻撃していると、マッも入るようになる好循環。
ボクシング経験者に、ムエタイとの違いを知らしめる内容を実行できて、我ながら満足だ。
あまりの暑さゆえ、汗を引かせるため、動きの小さいシャドー4ラウンド。それでも、汗が引かない。こんな日は、早めに終了したほうがいい。