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    2019年DVDベストテン第一位は「裁きは終わりぬ」
     2018年のDVDベストテンを選出してみる。
     自分が、この1年間に見たDVDのみ、という極めて私的なルールで、これほど狭い範囲のベストテンを作成するのは初めてだが、年末の行事として実施するのも一興だろう。
     DVDだけながら、ひと月に1作以上の傑作に巡り合えたことを確認し、映画の豊穣さを享受できる幸福に改めて感銘させられる。

     これまで、映画館で見る機会に恵まれなかったアンドレ・カイヤットの「裁きは終わりぬ」が圧勝の結果となった。ファーストショットから画面を圧倒し続ける奥行きの構図が、ジョン・フォードやマキノ雅弘をも凌駕する域へ達している驚愕の傑作だ。

     「大いなる幻影」「越境者」「素晴らしき哉、人生!」「へそくり社長/続・へそくり社長(正続で1作と見なすべき)」「編笠権八」のあふれる優しさと救済、「曳き船」のカメラが窓を通り抜ける超絶した技術、異例の1監督2作が並び立つフリッツ・ラングの比類なき力量と理論がほとばしる「復習は俺に任せろ」と「仕組まれた罠」、ルイス・ブニュエルの真骨頂にして頂点を確信させる「小間使いの日記」…
     国も年もジャンルも、そしてフィルムという記録媒体すら超越した傑作群に、ただ畏れが高まるばかりである。

    第1位 裁きは終わりぬ(1950年 フランス アンドレ・カイヤット)
    第2位 大いなる幻影(1937年 フランス ジャン・ルノアール)
    第3位 越境者(1950年 イタリア ピエトロ・ジェルミ)
    第4位 曳き船(1941年 フランス ジャン・グレミヨン)
    第5位 復習は俺に任せろ(1953年 アメリカ フリッツ・ラング)
    第6位 素晴らしき哉、人生!(1946年 アメリカ フランク・キャプラ)
    第7位 小間使いの日記(1963年 フランス/イタリア ルイス・ブニュエル)
    第8位 仕組まれた罠(1954年 アメリカ フリッツ・ラング)
    第9位 へそくり社長/続・へそくり社長(1956年 日本 千葉泰樹)
    第10位 編笠権八(1956年 日本 三隅研次)
    次点  火の接吻(1949年 フランス アンドレ・カイヤット)
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