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    第6話 通信教育
     藤枝さんは、NEXTでムエタイを週に5回、加えて週に1度は空手を練習している。
     私はNEXTの会員ではないので、一緒に練習しながらアドバイスをする、という形はとれない。
     NEXTに体験入会させていただき実地で動きを見て、スパーを行い、癖や問題点を把握した。
     それ以後は、私の作った練習課程を続けてもらい、練習中に撮影した動画を見て改善点などを指摘する、というサイクルで練習を続けていくしかなかった。
     インターネットという「通信」を使って指摘などをするのだから、正に「通信教育」である。
     私が送った指摘は、かなりの量になったが、参考までに、ここで一部を公開しておく。
     藤枝さんだけに限った内容ではなく、技の基本的な要点なので、参考になるところは大きいはずだ。

     (以下、試合に向けての練習初期に出した指示を原文のまま)
    ティープ

     後ろ足の寄り足をせずに、スムーズに左足で蹴れているところは、とてもいいと思います。
     ただ、修正すべき点がありますから、以下、列挙していきます。

    ・上半身
     両腕とも、肘をもっと外に向けて上げます。
     いわゆる「脇の空いた」形を作ることが大切です。
     肘が外を向く形を作ることによって、パンチの侵入を防ぎます。
     左肩をあごにつけて、左腕はあごの高さまで上げます(現在より、もっと高い位置です)。
     右腕は、左腕よりも、もっと肘を曲げ(約90度)、右手の甲を額の前におきます。
     参考として、お手本の写真を添付します。

    ・下半身
     蹴り足は、つま先を45度斜めにします(空手の前蹴りと足刀の中間)。(この形も、お手本の写真を送ります)
     中足で「蹴る」のではなく、足の裏全体で踏みつけるイメージで出します。
     理想は、足の裏全体で当たり、そこから足首を伸ばして中足が腹の中へ入っていくことです(これは実は効くんです!)。
     実際には、相手が逃げたりするので、足の裏を当てて足首を伸ばす動きをすると、中足が当たることになりますが、それはあくまで結果で、最初から中足で蹴ろうとしないことが大切です。
     中足で「蹴ろう」とすると、指や足首に力が入り脱力した動きができず表面だけ弾くような、結局、効かない攻撃になってしまうわけです。
     また、膝の動きだけを使った「スナップ蹴り」になり、この蹴り方は軌道が下から半円を描くので、相手の膝に当たりやすく、蹴った指を傷めてしまいがちです。

    (つづく)
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