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    数々の教えを受け、スパーでは課題を確認できた、最後の「土曜日格闘研究塾」
     孝真会にて、川嶋佑先生指導の「土曜日格闘研究塾」。来月から不定期開催となるので、「土曜日」の名称を冠した開催は、本日が最後となる。

     防御からの返しから開始。膝を上げてのカット「カウバン」は、受ける側の脛で蹴る「蹴り返し」を行う。これにより、次の攻撃へのつなぎが速くなる他、膝の角度が鈍角になって、大腿などが緊張することを防ぐ効果もある。この角度を意識することにより、ムエタイの「膝上げ運動」が筋肉に頼らずできるようになる。ヤーンジョーラケーもフォームを変更しよう。

     階段昇り降りの問題点から、意識と技の習得へ発展する。自分で「意識」して動きを学ぶことには限界が生じがちだが、相手から受動的に動かされることで、自分の意識から離れたところで技が身につく。そして、受動から自分の先導に変化していく。

     疲労について、練習による疲労は問題ないと教えられる。練習して疲労は当然。その先に、自分が向上する、という結果が生まれることを先に考え、楽しいことが待っている、として臨めばいい。

     最後は、足刀の作り方。足刀の形を作ろうとすると、指先や足首に力が入って外発動になってしまう。しかし、膝を上げて足首を曲げれば、力まずに足刀の形となる。そのまま膝を伸ばして蹴り込めばいい。ひとりで足刀蹴りを行うと力が入ってしまう私も、実際に先生の腹へ足刀を蹴ったら、脱力していた。こういうことだったのか。

     そして、スパー。2分6ラウンド。藤原敏男先生に指導された上体の動き、フェイントからのテッタン、このところ研究を続けていたマッタワットなどを試し、良い感触を得る。自分としては最新の課題である中丹田先導でテッサーイを多く放ち、これも有効に働くことを確認できた。

     技術だけでなく、日常生活にも役立つ教えの数々、スパーを通した研究課題の確認など、実に豊かな収穫を得て、今回も非常に充実した。
    | 土曜日格闘研究塾 | 15:51 | - | - | - | - | ↑TOP
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      崩しの方向や震腰の使い方に新たな認識を得る
       先月は、BUDO-STATIONで土曜日格闘研究塾を開催したので、孝真会さんへ伺うのは2ヶ月ぶりとなる。
       最初の質問は、脚の無反動化で、具体的な技から入ることになり、がっぷり四つに組んだ状態からの崩しを例に川嶋佑先生が指導。上横引き伸ばしが要点だが、ただ上に上げるだけでは、相手の腕が上がるだけで、体勢を崩すことはできない。ここが、私がこれまで陥っていた誤りだ。作用させる方向を相手の中心に向けると、崩すことができる。これをまたパムで確認していこう。
       崩しからは、足刀を相手の膝関節裏側にかけて倒す流れとなる。足刀をかけるのは、かなり難しい。この動きは、ナイハンチの波返しそのもの。波返しが、現実に即した技であったことを認識せられた。ここでは、横引き伸ばしの注意点を入念に練習する。
       横隔膜による内臓の上下動についての質問、震腰についての質問と続き、腰を水平回転して、やっと拳が届く距離から、さらに拳2つ分離れ、震腰を使って突くと、到達し、しかも威力が上がることを実験で確認できた。これは驚きだ。
       私は、ミットで蹴り足の着地が不安定で、数歩足踏みする無駄、力みなどを直したい旨を質問したが、それは問題ではなく、むしろ足が動いて手が止まってしまうことの方が危険になるので、攻撃の直後足も手も動き続けることを指導される。手の意識により、足の無駄な動きも軽減されるよう、練習で実行していこう。
       最後はスパー。1周目は、ディアムからのマットロン、マッンガ、マッタワットを試すようにする。顔面は直撃しないが、ボディへは当てるようにし、上体を後傾させて後ろの結合を行う感じが、だいぶつかめてきた。これまではディアムで止まってしまうことが多かったが、ディアムからすぐ技が出たのは進歩だ。
       2周目は、課題にとらわれないようにし、好きなように動いてみる。テッサーイを多用し、離れたら、45度足刀ティープで自分の流れを続けるようにし、良い感触を得ることができた。
       川嶋先生、今回も新たな認識につながるご指導をいただき、ありがとうございました。
       参加して共に練習し、スパーをしてくれた皆さん、ありがとうございました。またご一緒しましょう!
      | 土曜日格闘研究塾 | 15:18 | - | - | - | - | ↑TOP
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        BUDO-STATIONでの土曜日格闘研究塾は次々に展開される理論と実演で高密度な空間と化す
         BUDO-STATIONに場所を移し、川嶋佑先生の土曜日格闘研究塾が開催されました。
         参加者の質問に応じて、左右の動き(逃避術など)、がっぷり四つからの崩し、アッパーなどを解説していただきした。
         いずれの技においても、内発動理論による身体操作が前提となります。
         多くの技で重要な要素となり、新刊「THE内発動」でも主要項目を構成した「骨の無反動化」は、理解の手段として立ち方や指の無反動化を行い、手の指の無反動化は、足の指へ応用され、足先蹴りの実用へ発展していきました。
         崩しにおいては、体眼の解説と実演をしていただき、使用する技や局面に応じての上丹田・中丹田・下丹田の使い分け、体眼を習得するための顔面システマ、推手ボクシングなどを指導されました。
         アッパーでは肩甲骨発動やシーソー、ロングのボディフックでは後ろの結合など、やはり内発動の身体操作を理解・実践することを通して個々の技を習得していきました。
         参加者の皆さんは、川嶋先生の書籍を通して内発動理論を理解してくれているため、「引き伸ばし」や「落下」などの共通言語を介し、すぐに話が通じて、川嶋先生も解説がスムーズに進んだようです。
         2時間という時間枠は、生涯武道の追求という観点からは、あまりにも短い時間なのでしょうが、たった2時間の中でも、極めて濃密な収穫と進展がありました。
        | 土曜日格闘研究塾 | 15:30 | - | - | - | - | ↑TOP
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          ナイハンチ横移動の難しさを痛感
           孝真会にて、土曜日格闘研究塾。
           今日の参加は私一人。
           ナイハンチの横移動で脚の無反動化を練習。これが難しい。本を編集して、わかった気になっていたが、自分でできるか?となると、とんでもない。しかし、練習していくうちに、川嶋先生から「落下」の言葉をもらうと、少し動きが近づいた。
           川嶋先生考案の推手ボクシングは、開眼で始まり、閉眼でも行い、いい感触を得る。
           続いて顔面システマ。一方が顔を攻撃して、それを流すところから始まり、返しを加え、最後は閉眼。顔面パンチに対する感覚を養える。
           私からの質問は、ティープにおける上体の脱力。マッの攻防を意識し、その形を保ったまま足を出すと、相手に悟られにくく決まりやすい、と教えられる。
           スパーは一対一で2分3ラウンド。川嶋先生のパンチに対して、前手にも後ろ手にもテッサーイをカウンターで決めることができ、好感触。しかし、川嶋先生は中丹田体眼でこちらをとらえ「やりやすくなった」との答え。延長で、もう1ラウンド、私が中丹田体眼にして動いてみると、確かに相手の全体像はとらえやすくなるが、ビーコートの連動はしにくくなると感じられた。
           終了後、ナンバ歩きの写真を追加撮影。
          | 土曜日格闘研究塾 | 20:21 | - | - | - | - | ↑TOP
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            土曜日格闘研究塾に初参加
             孝真会にて、土曜日格闘研究塾。
             今日の参加は私一人。
             ナイハンチの横移動で脚の無反動化を練習。これが難しい。本を編集して、わかった気になっていたが、自分でできるか?となると、とんでもない。しかし、練習していくうちに、川嶋先生から「落下」の言葉をもらうと、少し動きが近づいた。
             川嶋先生考案の推手ボクシングは、開眼で始まり、閉眼でも行い、いい感触を得る。
             続いて顔面システマ。一方が顔を攻撃して、それを流すところから始まり、返しを加え、最後は閉眼。顔面パンチに対する感覚を養える。
             私からの質問は、ティープにおける上体の脱力。マッの攻防を意識し、その形を保ったまま足を出すと、相手に悟られにくく決まりやすい、と教えられる。
             スパーは一対一で2分3ラウンド。川嶋先生のパンチに対して、前手にも後ろ手にもテッサーイをカウンターで決めることができ、好感触。しかし、川嶋先生は中丹田体眼でこちらをとらえ「やりやすくなった」との答え。延長で、もう1ラウンド、私が中丹田体眼にして動いてみると、確かに相手の全体像はとらえやすくなるが、ビーコートの連動はしにくくなると感じられた。
             終了後、ナンバ歩きの写真を追加撮影。
            | 土曜日格闘研究塾 | 17:30 | - | - | - | - | ↑TOP
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