ジムの前に、まだウィラサクレックトラックが停まっている。
まだ工事は終わっていないのだな、と思って入口に立つと、ついに1階のジムが工事中となっている。
呆然と佇んでいると、中から「今日は荒川」と言われる。
気が動転してしまって息苦しさすらおぼえ、会長と会って今後のことを話す、といった行動を思いつきもしなかった。
荒川ジムへ向かうが、次第に落ち着きを取り戻す。
これから荒川ジムへ行っても、この時期で人数は少ないといっても、荒川と三ノ輪の人たちが集まれば、狭い荒川ジムで伸び伸びと練習はできないだろう。
時間的にも苦しい。
冷静に判断して、荒川ジム行きを中止し、方向を変え、会社に向かう。
これでいい。
工事が続いて、今週はジム練習はできない可能性は高い。
正月と同じで、こんな時期があってもいい。
このところ、練習と撮影で疲労を感じてもいた。
少し減らせ、という天の声と、ありがたくとらえよう。