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    骨盤後傾の課題が、崩導に始まり、ムエタイ、システマへとつながっていく
     身体の各部位を複合的に連動させることにより、相手の押す力を逃す。
     掌による押しから、ナイフによる刺しへと段階を進め、かわす動きに腕を連動させての反撃まで行う。
     意識して腕を動かそうとせず、身体を動かしているうちに、結果として腕が動いて相手を崩す、反撃する、という流れになるのは、たいへん面白い現象だ。
     背後から腰を押されるとき、腰を反らすのではなく、骨盤後傾をしてみると、傍から見て形は同じに見えても、相手の力を簡単に流すことができる。
     ここでも骨盤後傾が要点となり、これまでの課題が、ぴったりと合致し、つながった。
     崩導、システマ、と流れがつながり、明日のムエタイでは、大きな前進につながる期待が高まった。
    | BUDO-STATIONシステマ | 18:31 | - | - | - | - | ↑TOP
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      技を出そうと意識せずに自然な動きを行えば、結果として技になる
       体の一部分を押され、押された分だけ動きながら可能な方向へ動きを変化させていく。
       これも「プッシュ&ムーブ」なのではあるが、運動の方向を多様化した応用という感じの内容となった。
       肩甲骨だけを動かす段階では難しいと感じた。
       しかし、骨盤を動かす、片足を浮かして動く、さらには、バランスを崩した状態から腕や脚の力を抜くことで、姿勢を立て直し、相手を崩すまでに移行する、といった段階になると、かえって動きやすく感じた。
       スパーなどでは、どうしても、この技を使う、この技で決める、と思って動きがちとなる。
       初歩の段階では、それを避けることはできない。
       しかし、技を意識することは、思考の硬直となり、肉体も瞬時の停止に至る。
       考えないことによって、居つくことなく反応ができ、自然な動きが生じる。
       技を出そうとするのではなく、自然に動けば、結果として、それが技になる。
       理想的な攻防を、こうした練習によって修得できる。
       大きな希望を抱かされたシステマだった。
      | BUDO-STATIONシステマ | 17:05 | - | - | - | - | ↑TOP
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        システマのプッシュ&ムーズ、崩導の急緩、そして日々の練習がつながった
         一方が相手の体を押し、押された方は、押された部位と深さだけを動かす「プッシュ&ムーブ」を徹底して行う。
         掌で押す、拳で押す、距離をとって触れない位置で動く、さらには腕を自由に動かして受けや反撃を行う。
         一部だけを動かそうとして、つい力んだり、大きく動いて姿勢が崩れたりして、たいへん難しい。
         しかし、これも肩甲骨発動であり、0.2秒で1ミリを急緩で動かせばいいことに気づくと、かなり楽になった。
         崩導での教え、日々の練習、そして今日の動きが、すべてつながり、うまく動けないもどかしさが一気に氷解して、実にすっきりした。
        | BUDO-STATIONシステマ | 16:34 | - | - | - | - | ↑TOP
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          接触、前進後退、そして打撃でも力が抜ける
           一方が相手に触れて前進し、触れられた方は、接点の圧を変えずに後退する。
           これを、速度を変えたり、掌を拳に変え、さらにナイフを使って行う。
           最初は、肩に力が入ってしまったが、短時間で力が抜け、良い感触で動くことができた。
           終了が近づいてから、ストライク。
           息を吸って体に空気がたまる感じで腕を上げ、息を吐いて腕を落とす。
           「吸う」と「吐く」を、浮上と落下に適用しているので、たいへんわかりやすい。
           この原理で、垂直ではなく水平に近い軌道をとる打撃も、脱力してできる感覚をつかめた。
          | BUDO-STATIONシステマ | 18:39 | - | - | - | - | ↑TOP
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            力を抜けば、倒れるのも起き上がるのも、もちろん打撃も可能になることを、システマで教えられる
             前半は、力を抜いて前後左右に転がり、力を抜いて起き上がる練習。
             倒れるときに床との衝撃を発生させず、起きるときは体のどこかに力を入れない。
             言葉だけでは、可能に思えないが、やってみると、何とかなる。
             これまで、手を使わずに起き上がることが苦手だったが、力を抜いて頭部、あるいは骨盤など重い部分に重心を移して動くと、起き上がりやすいことが初めてわかった。
             後半は、ストライクの段階的練習。
             上かr落とす、横から振る、肘の動きだけを使う、手首の動きだけを使う、という流れ。
             全段階に共通して必須となるのが脱力。
             これは、崩導の本拳にも、もちろんムエタイにも通じる原理で、明日の練習に効果を上げる期待が高まった。
            | BUDO-STATIONシステマ | 15:12 | - | - | - | - | ↑TOP
            0
              大きな感動をもってシステマの練習に取り組む
               4月、5月の休講を経て、ついにBUDO-STATIONシステマが再開。
               2階道場に場所を移し、窓を開放した環境で、呼吸から開始。
               視覚、聴覚などの感覚を全方位に向け、周囲の状況を感じ取る。
               窓が開いていると、いろんなものが見えるなあ、と思いながら行っていると、鳥の声が聞こえてきた。
               視野には入っていない。
               通常の生活では、耳に入ってくることのない音だったのであろう。
               この瞬間、「燃えよ!カンフー」を思い出した。
               主人公のケインがポー先生と初めて会ったとき、目をつむって聞こえてくる音を答えた後、ポー先生に
               「お前の足元にいるコオロギの声は聞こえるか?」
               と言われ、驚いたケインが
               「先生には、どうしてそれが聞こえるのですか?」
               と尋ねると、ポー先生は
               「お前には、どうしてそれが聞こえぬのかな?」
               と逆に聞き返す。
               この映画の中で、最も好きな場面だ。
               私もケインと同様、実際に音を発していないコオロギの声が聞こえるポー先生に驚きと尊敬をおぼえたものだ。
               見えていない鳥の声が聞こえる、というだけなら、特に珍しいことではない。
               しかし、すべての感覚を全方位に及ぼすことによって、空間の把握能力が向上することを、やっと実感できるようになったのは事実だ。
               ポー先生には、まだまだ及ばないが、ポー先生の能力が理解できる域には近づけたのではないか。
               「燃えよ!カンフー」を初めて見たときの感動を甦らせながら、今、自分が新しい段階へと踏み込めていることに大きく感動したまま、練習は続く。。

               呼吸の後は、手首、肘、肩、頭などの部位のみを動かす練習を行う。
               それぞれが、ムエタイで使う部位そのものだ。
               通常なら、複数の部位を同時に動かすため、単独の分けて動かす時間の余裕がない。
               しかし、こうして一つひとつの部位に時間をかけて意識しながら動かす練習ができ、貴重な内容となった。
               続いて歩行の練習。
               膝先導で動く。
               これは、腕の動きを使わないヤーンカウだ。
               部位ごとの練習と同じく、格闘技に直結する練習だった。
               後半は、相手の初動を察した瞬間、歩いて動く。
               何かをしようと思わない、相手の初動をとらえる、といった戦いの要点が、この練習によって修得できる。
               実に楽しく取り組むことができた。
              | BUDO-STATIONシステマ | 21:03 | - | - | - | - | ↑TOP
              0
                システマで自分の力みやひねりを思い知る
                 BUDO-STATION月例のシステマ。
                 肩を使った動作、腰を反らさない状態での動作を中心に行う。
                 腕の力を抜いて肩を動かすマッ、腰椎を丸めてのパムなど、日々の練習で目指していることばかりだが、無意識のうちに力が入ったり、ひねりが加わったりして「まるでできていない」と愕然とする。
                 自分ひとりでは感じることのできない力みやひねりなどを、今日のシステマを通して、客観的に知らされた。
                 これを練習に還元していこう。
                 終了後は動きたくてたまらなくなり、今日の動きに加えて、拳乗せ、骨盤片方上げなどを使ってムエタイの技を行った。
                | BUDO-STATIONシステマ | 15:48 | - | - | - | - | ↑TOP
                0
                  システマのナイフワークから、指先による崩しを学ぶ
                   月例のシステマ。
                   ナイフワークを中心に行う。
                   相手のナイフ攻撃に対し、指先で複数回触れながら体幹部へ接近して崩す、掌で複数回払うようにしながら体幹部へ接近して崩す、など難しい動きが多かった。
                   指先で触れる、と言われると、つい指先に力が入ってしまう。
                   しかし、指先を脱力して接触できると、相手の反応を誘うことなく、崩すことができる。しかも、崩れ方が大きい。タイ人は、この技術をグローブでも使えるのだろう。
                   明日からは、グローブ着用で、指先で崩す技術を追求したい。
                  | BUDO-STATIONシステマ | 15:01 | - | - | - | - | ↑TOP
                  0
                    システマで、打撃を逃しながらの反撃を学ぶ


                     BUDO-STATION月例のシステマ。
                     押された部分のみを動かして力を逃す、倒れた状態で脇湾曲を使って逃れる、両腕を前に挙げて力を逃しながら挙げた腕で反撃などを行う。
                     相手の攻撃を逃しながら反撃することは、攻撃を仮にもらってしまった場合に必須の動きとなるだけに、しっかりと修得したいものだ。
                    | BUDO-STATIONシステマ | 18:33 | - | - | - | - | ↑TOP
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                      拳を相手の身体に「乗せる」ことを学ぶ
                       BUDO-STATIONにて月1回のシステマ。
                       呼吸で身体を膨らませたまま、拳による腹への圧力に動じず、膨らませた状態を保ちながら呼吸し、会話をし、腕を動かし、脚を動かす。
                       腹を拳で押された冒頭は、声が上ずったが、次第に楽になり、呼吸も会話も腕と脚を動かすことも自由にできるようになった。
                       この膨らませる状態を使って、相手の崩しや攻撃を流して逆に崩し返す。
                       だいぶ感覚がつかめてきた。
                       次は、腕の重さを感じながら、肩に置かれた相手の腕に自分の腕を乗せて崩していくのだが、ここでは、常に肩に力が入ってしまい、とうとううまくできずに終わった。
                       最後は、腕を拳に替え、拳を触れて、乗せて、相手を崩していく。
                       このときも、押そうとする「エゴ」が働いて力が入り、うまく押せなかった。
                       しかし、「乗せる」とは、何かを持っていたとしたら、それを離すこと。
                       当然、力が抜ける。
                       拳を自分の身体の一部ではなく、別個の物体として、力を抜き、相手の身体に乗せればいい。
                       そのように行うと、少しは重みを相手に伝えることができるようになった。
                       これを、動く相手に対して実行し、そこに落下・骨の無反動化・震腰・逆行などを同時に行えば、相対軸の打撃が実現する。
                       システマのおかげで、明日の練習に、また光明が見えてきた。
                      | BUDO-STATIONシステマ | 17:42 | - | - | - | - | ↑TOP
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