林悦道先生の開発した鏡はがしの秘技をもってしても、この頑丈な造作の鏡には通じませんでした
日暮里のBUDO-STATIONに着き、トラックから畳を運び出します
50畳余を運び込んで、完了!
正道会館埼玉支部にて、畳の引き取り。
道場前には、トラックをつけることのできるスペースがあるのだが、12時までしか使えないと支配人に言われ、畳の積み込みを12時までに完了させ、次に鏡はがしを行う段取りにします。
すでに小池先生が畳を上げてくれていたので、ドア付近に寄せておき、林悦道先生の運転するトラックが到着し、道場前につけて、すぐに積み込み。一気呵成に行い、12時前には約50畳を完了できました。
まずはひと安心して、昼食。
昼食後、鏡はがしに入ります。鏡は上下をスチールの枠で固定してあり、上の枠は外すことができましたが、下はボルトで固定してあり、それを外すと割れてしまいます。林先生の編み出した鏡はがしの技術は、この重装備では活用できず、鏡はあきらめました。
小池先生のご尽力に深く感謝してお礼を述べ、正道会館埼玉支部を後にします。
高速の入口に辿り着き、高速で都内へ向かいます。トラックで高速に乗るのは初めてで、かなり爽快な気分でした。
1時間ほどで高速を下り、一般道を進み、日暮里へ。もう目的地だ、という気分になりましたが、ここからが困難で、一方通行や工事などに行く手を阻まれ、かなり遠回りして辿り着きました。
トラックを入口前につけ、2階へ運び込みです。畳の重心を感じ取って中心より低い位置を持ち、腕を脱食しながらも肘を曲げて剛体化し、上丹田と畳に先導される意識で階段を一気に駆け上がると、まったく疲れを感じずに運ぶことができ、山田編集長とふたりで50畳余を運びましたが、まだまだ続けることができる感覚がありました。
疲れはなくても、汗は大量に出ます。シャツは脱いで作業しましたが、さすがにズボンを脱ぐわけにはいかず、びっしょりでした。
トラックを日暮里駅前のレンタカー支店で返却し、業務は完了です。
そして…、待ちに待ったビール! 林先生、山田編集長と一緒に労をねぎらいながら、久々の焼肉を満腹になるまで楽しませていただきました。