ジム入りすると、もう20人目。気温が高くなって人は少ないだろうと予想していたが、逆だった。
外に出てシャドー。スーブ1ラウンド、前手マットロン1ラウンド、後ろ手マットロン1ラウンド。緩から急緩の流れで行う。2度打ち1ラウンド、マッノークとトイトーンを中心に1ラウンド、マッ複合1ラウンド。
スパーの待機中にサンドバッグ1ラウンド。
ミット無しでスパーへ。
左強者と1ラウンド。まずは強い攻撃で相手の警戒を誘うため、いきなりのテッサーイ。しっかり腕にヒットしたが、相手もそれに合わせて強打の反撃。得意の左などを何とかかわした。中盤から、課題の2度打ちが効果を発揮して、マッが自然に入っていく。終盤は、テッカーンやテッタンなどで追撃できた。
軽量級の人と1ラウンド。リング上で4組がスパーをすることになり、リングの4分の1内にとどまっての攻防。最初から間合いに入っているので、見ている暇はない。待つことなく、攻撃をしかけ、もう1つの課題である「まとめ打ち」を実行した。相手から「野沢さんは、速いですね!」と言われる。これは、技のスピードに対しての評価ではないだろう。川嶋先生から指導されている「相手に察知されずに攻める」がゆえ、起動から到達までが短縮されていることを認められたのだ、と思える。相手から評価されることは、本当にありがたい。
女子と1ラウンド。いつもは受けに回るが、近い間合いで見ているわけにいかず、強打はせずに、すべて先手をとってしまった。
パムの相手と連続2ラウンド。2度打ち、まとめ打ち、ボディ打ちの実験をたくさんさせてもらった。最後は、セオリー通りにテッサーイを連続して腕に決める。
重量級ベテランと1ラウンド。すでに間合いに入っているので、テッタンクワーを出し続け、すべてヒット。マッも先に入る。相手は強いテッサーイと打ち下ろしのマッサーイで逆転にかかるが、テッはしっかり受け、マッはかわして、すぐ反撃。最後まで攻撃し続けることができた。
スパー初心者(といっても、最初のスパーから1ヶ月以上にはなっている)と1ラウンド。マッ、テッとも強くなっている。受けているだけでは危ないので、前のラウンドで好調だったテッタンクワーでカウンターをとり続け、流れに乗ったらマットロンサーイを当てる。若い相手なので、ダメージ重視でも良かろう、と終盤はテッサーイで腕を傷めつけた。
いつもは、課題をほとんど実行できずに終わっていたが、今回はほとんどの課題を実行でき、しかも成功し、大きな勝利感に浸ることができた。