古式ムエタイは、先生が「タイ出張」のため、代行の指導者が来て、内容はキックボクシング。代行の先生は、いつもはどういう内容で練習しているのかを我々に確認しながらの指導なので、基本を限定的に数種行ってから、後半はミット。
ミットでは、代行の先生が初心者の人を指導して、我々は通常の内容を別途に進行する流れとなり、スイッチをする際、ヤンスックカセムからのリズムを活用、後ろ足の蹴りでは、後ろ足の腱反射を使用して蹴る方法などを研究。皆が見る見るムエタイの動きになっていくのは、実に楽しかった。
2時間目は、代行の先生も勝手がつかめてきた様子で、まずはプランクからの腹筋運動やふくらはぎを使った各種ジャンプでアップする。ふくらはぎ強化期間の身としては、ふくらはぎの刺激はありがたい。
パンチはバリエーションが急増し、水を入れたバケツを振り回す意識でのレバーブロー(これはムエタイの「オンコットワンタカン」)、ボディへの右フックからレバーブロー、右フック・レバーブロー・顔面への右フック、とコンビネーションも増えていく。
最後の15分は、ローキックをカットしてローキックの返しを行ってから、手で相手の肩をタッチするスパー(蹴りあり)。肩タッチはパンチを入れるより難しいので、いい活性化になった。