昨日は、足の内側を反らすと痛みが出たので、歩きたい気持ちを抑えて電車利用で帰宅。
早めに寝て回復だ!と思っていたが、寝ている間に痛みが増してくる。起きてみると、くるぶし付近だけでなく、足の甲から足首までしっかりと腫れている。痛風だ。足を床につける、あるいは床から離す際に、刺されるような切られるような鋭利な痛み。ウェイトも練習も断念して、医者に行くことを決意。
びっこをひきながら医院に辿り着き、待っている間、足を床につけているだけで痛みがあって苦しい。
先生の診察を受け、自己判断の通り、痛風と診断される。先週・今週の生活状況を尋ねられ、水分を大量に摂っていることを告げると、さもありなん、との表情で受け取られる。
水分の大量摂取により、尿の量が増えるのは自然の理。尿が増えれば、尿酸が排出されて尿酸値が下がる。それは良いことだと思って疑うことはなかった。
しかし、尿が増え、尿酸が排出されて血中の尿酸値が下がると、関節などに付着していた尿酸の結晶がはがれ、それを白血球が攻撃して、痛風となるのだ、と先生から説明を受ける。
3年前に痛風になった際は、数日間の断食後であり、その旨を先生に話したら、やはり「さもありなん」の表情だった。
断食によっても尿酸値は低下する。それ自体は良いことなのだが、同じように結晶の剥離が起こってしまうという説明だった。
断食にしても、水分摂取にしても、一般的には「良いこと」と見なされる行為が、痛風の発作を引き起こす。
前回の反省から、断食実行には十分の注意を払ってきたが、水分摂取が原因になるとは、ショックを隠しきれない。
前回は、松葉杖を使用しながらも、取材で遠出をしたり、ビールを飲んだり、という生活を送っていた。ただし、練習は6日間の休止を余儀なくされた。
床に足をついていても痛いのだから、おとなしく静養するしかないが、衝撃的な原因から、自分が自分の体をまだまだわかっていないことへの危機感を自覚しなければならない、と悟らされる。
3年前、経緯を記録していたことが参考になったので、今回も記録しておく。
8月17日(日) 右足内側の突起部に痛み(靴によるものだろうと判断)
スクワットも基本も型も問題なく実行
8月18日(月) 歩くと痛み
古式ムエタイ授業・ムエタイ授業とも参加
8月19日(火) 痛みが増して歩くのがきつい
手技のみ練習
8月20日(水) 痛みが軽くなるが、炎天下を歩いて消耗
手技のみ練習
歩いて帰宅
8月21日(木) 痛みがくるぶしへ移行
ウェイトトレーニング
長時間の歩行は不可
8月22日(金) 痛みが鋭利になり足の甲から足首に腫れ
医院で診察を受け痛風の診断
投薬